セントルイスでの書展を終えて帰国してから3週間過ぎました。
ようやくいつもの生活のリズムに戻り、
半日筆を持ち、半日家事にいそしむ(?)生活に戻りました。
といっても30日から千葉県土気にある梟画廊での墨色展(すみいろ展)が始まるので、またまた忙しい。
深夜になるとボーっとして、
一人でのんびりコーヒーなんぞ飲んでセントルイスの思い出に浸ったりしています。
(夫は23時前には必ず寝る、あきれるほど規則正しい生活なので・・・)
セントルイスで有名なのは、
何といってもゲートウエイアーチです。
ミシシッピー川沿岸の公園に建つ高さ192メートル幅192メートルのステンレス鋼板でおおわれた美しい門です。
ゲートウエイアーチは光輝く美しい弧を描いて地面からそそり立っています。
一番上まで5人乗りのトラムでコトコト上がって行かれるんですよ。
そのトラムの中で一緒になったアメリカ人の若い女性に「何日間セントルイスにいるの?」と聞かれて
「1週間滞在します」と言ったら「わざわざ日本からやって来てたった1週間しかいないの?クレイジーだ!」と言われてしまいました。
メリービル大学のジョンも7月末から休暇で1カ月もパリへ行っていて連絡を取りずらかったのを思い出し、
アメリカ人の休暇はきっと1カ月くらいが当たり前なのかもしれないと羨ましく思いました。
地上にそそり立つこのゲートウエイアーチは、まさしく「大地の門」ではないか!
聖なる大地の門、ゲートウエイアーチ、というわけです。