よこやまけいう の 日々是好日

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筆の先に心があらわれる

今月初めに朝霞市小中高校書き初め展を見に行った時に、
とても魅力的な作品をみつけました。

それは十小つばさ学級の生徒さんの書き初めでした。
楽しくて、あったかくて、ほのぼのしていて、なんとも楽しい作品が並んでいました。
少しご紹介しますね。


「うどん」 5年 奥平結人さんの作品です。
うどんの感じがでていますね!
これは絶対熱々のうどん。(だよね!)
丼からお汁がピチャッとはねています。
きっとうどんが大好きなんでしょうね。
楽しい!
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「はしる」 3年 佐藤将太さんの作品です。
この「はしる」は多分車かなあ。(マラソンではない気がする)
車が目の前をサーッと走りすぎた感じがします。
線に勢いがありますね。車が大好きなのかな。
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「中学生」6年 内和田健斗さんの作品です。
健斗さんはもうすぐ中学生ですね。中学校への憧れと期待と緊張感が
感じられます。
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この3人の作品を見て、こんなふうに素直に心を書に表わすことが
できるのは素晴らしいことだと思いました。



私たち書家は、感動したことを書にあらわして作品にするわけですが、
どうしても伝えたいという熱い思いを筆と墨と和紙でどう表現するか、
いつも悩み苦しんでいます。
切ったら血の出るような生きた書線、輝く白の余白、格調高い書、
古典に立脚した作品等々
日々悩み苦しみながら作品をつくっています。

筆を持って50年以上になりますが、
人を感動させる作品はなかなかできません。

筆は生きています。
心がゆったりしていれば鋒先が開いてのびのび書けますが
、緊張していたり上手に書こうと力んでいたりすると鋒先が開かなくて、
いじけた品のない線になってしまいます。
筆の鋒先には心が表れるんですね。

翼学級の生徒さん達の書き初めは伸びやかで優しくて、伝えたい思いが
素直にこちらに伝わってきます。
心が素直なんでしょうね。

しみじみうらやましいなあと思ってしまいました。
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by keiuyoko | 2014-02-25 22:23 | ブログ | Trackback | Comments(0)
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