よこやまけいう の 日々是好日

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独立選抜書展横山蕙雨の作品です。

2017年独立選抜書展横山蕙雨の作品です。

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沸點(陶板)

独立選抜書展は一部作品(70㎝×35㎝以内)と二部作品(70㎝×35㎝以上)に分かれていますが、
両部門応募が望ましいとされていて、
両部門応募してもその片方が入選するかどちらも落選するかで、
会員といえどもその半数強が落選という狭き門の書展です。

今回私は一部は陶板作品の「沸點」を、
二部には全紙に濃墨の「沸點」で応募して、
陶板のほうの作品が入選しました。

「沸點」の文字は青銅器に鋳造された文字である金文です。
金文の素朴な強さと造形の面白さを陶で表現してみました。

実はここ10年以上陶芸を習ってきましたが、
陶器に効果的に文字を入れるのはなかなか難しいです。
呉須も鉄も赤絵も画宣に墨で書く以上の効果は全くでなくて、
試行錯誤の結果陶板に行きつきました。

「あなた、陶芸はやめたほうがいいわよ」
と友人の画家にいわれたことがあります。
「なぜですか?」とたずねたら、
「私も昔陶芸をやっていたからわかるけど、陶芸は楽しくて画をかく時間がなくなるのよ」
「陶芸は危険だわ、あなたは書に専念しなさい。」
という意味でした。
けれどご忠告に従わずにずるずる続けてきてしまいました。
でもまあ、今回選抜展で陶板作品が選ばれたので結果オーライかな?

今日選抜書展をじっくり見て、
学ぶところ大で、
私はまだまだだなあと反省もしましたので、
より一層書をがんばります。

ということで、陶芸も続けさせてください。






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# by keiuyoko | 2017-06-19 01:09 | 独立書展 | Trackback | Comments(0)

日本の書展に行ってきました


18日に中学生を連れて日本の書展にいってきました。
朝早く朝霞台駅に集合して乃木坂の新国立美術館「日本の書展」へ。
会場で運よく独立書人団理事長の仲川恭司先生にお会いし、先生のお作品「山遠在空翠」の解説をしていただきました。
記念撮影までお願いして、一堂大感激でした!

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仲川先生の作品はこちらです。
只々うっとり眺めて感激、
次にじっくりみると、
あらゆる技法が隠れているのに、
それを全く感じさせないすご技。
帰宅後これを臨書してみようと思いました。

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恵風会では今年初めて二人の方が日本の書展に出品しました。
その一人久保香織さんの作品です。
初出品初入選です。
彼女は恵風会に入ってまだ日が浅いのですが、
努力と熱意の人で、今後に期待しています。

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これは余談ですが、
日本の書展入選がわかってすぐの夜の稽古のときに、
久保さんがとっても美味しい苺(とても高級品だった)をたくさん買ってきてくれて、
そのおいしさに一同、大感激しました。
「千疋屋の苺の味はこんなかな?」と想像しながら、
中学生たちは感動してわあわあ言いながら、
美味しくいただき、幸せな時間を久保さんと共有しました。









                       






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# by keiuyoko | 2017-06-18 23:59 | 独立書展 | Trackback | Comments(0)

よこやま美術館

よこやま美術館のロゴを書かせていただきました。

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よこやま美術館は、
千葉市あすみが丘にある私設美術館です。
2002年から運営してきた梟画廊を閉廊して、
よこやま美術館になりました。
日本画、油彩画、版画、ミクストメデイア作品など60余名の作家作品を
収蔵しています。(私の作品もありますよ)
オーナーご夫妻は私の友人で、
同じよこやまですが、血縁関係はありません。

おいしい自家焙煎珈琲と手作りピザを味わいながら、
ゆっくり美術作品を楽しめます。
入館料200円。
外房線土気駅から徒歩10分です。


現在は、横山タケ子展開催中です。

よこやま美術館https://yokoyama-museum.jimdo.com/












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# by keiuyoko | 2017-06-16 15:26 | 日々の書 | Trackback | Comments(0)

書のある暮らし① 折敷つくってみました。

折敷(おしき)を作ってみました。

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厚紙の両面に書を貼りました。
銀色の洋紙に墨で草書を書いた上に朱の和紙に仮名を書いてあります。
折敷(おしき、place mat)を使って食卓を華やかに演出しましょう。


裏面は
青墨の作品の一部をトリミングしてあります。
滲みとかすれの効果をねらいました。
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お抹茶と和菓子をあしらって‥‥‥
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洋食にも使えます。
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墨に朱漆の箸が似合いますね。
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洋食器をあしらってもお洒落です。
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自分が画いた作品の中から使えそうな部分をさがして、
作品を切ったり貼ったりして、
新しい何かが生まれるのは
とても愉しいです。

自分の書いた反故の山が宝物に見えてきました。





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# by keiuyoko | 2017-06-12 22:01 | 書のある暮らし | Trackback | Comments(0)

独立選抜書展

2017年独立選抜書展 6月15日~21日(19日休館)上野 東京都美術館
    同時開催 第11回全国高校生大作書道展

私も出品しています。おでかけくださいませ。

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# by keiuyoko | 2017-06-08 01:24 | 独立書展 | Trackback | Comments(0)

書専6月号硬筆手本を書かせていただきました



「書専」6月号の小2の硬筆手本「力くらべ」を書かせていただきました。
恵風会の2年生は特にがんばってくださいね。
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# by keiuyoko | 2017-06-07 23:34 | 恵風会書道教室 | Trackback | Comments(0)

恵風会書道教室6月のおけいこ

恵風会書道教室 6月のおけいこ
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6月になりました。薔薇が美しく咲いています。
紫陽花はまだ蕾、もう少しで咲きますね。

今週はおけいこありません。来週8日からはじまりますのでよろしくお願いします。

第13回恵風会書展の会場がとれました。12月1日~3日。産業文化センターです。
学生部一般部の皆さまがんばってくださいね。
忙しくなりますね。

6月17日土曜日の午後のお稽古は1時から3時に変更になりました。
よろしくお願いします。
午前中のけいこは変更なしです。

独立選抜書展のご案内です。
 6月15日~21日  於東京都美術館(上野)
 1部(小品の部)と2部(大きな作品)にわかれており、
 今回私は1部(小品)に陶板の作品「沸点」を出品しました。
 沸点は液体が気体になる瞬間を言いますが、
 この沸点という言葉を私なりに解釈してみました。
 物事をおこす瞬間、
 つまり「いまでしょ!」という意味でこの言葉を選びました。
 ご高覧ご批評いただければ幸いです。


恵風会書道教室6月のおけいこは
    2週、3週、4週 です。


朝霞市中央公民館の6月のお稽古は9日です。
どちらも見学体験大歓迎です。

「書専」6月号優秀作品写真掲載者  

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今月写真が載ったのは、5年 西村結愛さんです。
「京」は結愛さんのお母さんの名前の1字だと聞いています。
お母さんのことを思って書いたから優しいあったかい字になったんでしょうね。

実は結愛さんは日本茶をいれるのが上手です。
おけいこにくるとまず私にお茶を淹れてくれます。
それがとってもおいしい!
結愛ちゃん、いつもありがとう。

 おめでとう、よかったね!



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# by keiuyoko | 2017-06-01 23:28 | 恵風会書道教室 | Trackback | Comments(0)

沸点

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沸点1(陶板、赤土白化粧、還元)


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沸点2(赤土白化粧還元)

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沸点3(赤土白化粧還元)

沸点は単純に考えれば液体が気体になる温度、
例えば水の沸点は100度ですが、
私にとっての沸点は私の書が最高潮に達する時。

では今は何度なのか、
いつ沸点に達するのか、皆目見当がつきません。

天才に生まれなかったので、
地道に努力するしかないわけですが、
努力の方向が間違っていませんようにと念じつつ、
今が90度でやがて沸点を迎えるに違いないと
思うほかなく、
日々努力しております。

今回の作品「沸点」は陶板です。
赤土に白化粧を施し文字を引っ掻き還元で焼きました。
焼いたときに歪んだり割れたりすることを見込んで
3枚作製しましたが、
幸い3枚とも無事に焼き上がりました。

沸点1は独立選抜書展(6月15日から)に出品します。
白木の板枠に取り付けるように
表具屋さんにお願いしてあります。

さて、どんな感じに仕上がるのでしょうか。
楽しみです。










         

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# by keiuyoko | 2017-05-28 00:47 | 日々の書 | Trackback | Comments(0)

面倒見がよい そらちゃん

昨日の小学生のおけいこの時の事。
2年生のちえちゃんは毛筆になって2回目のけいこでした。

「ちえちゃん~、硯を出してね~」
「スズリってなんだっけ~」
「下敷きと半紙も出してね」
「う~ん、なんだっけ~、どれだっけ~」

あれれれれ~!
忘れちゃったの~!

先月はじめての毛筆で、漢字一文字を書いてから、
そのあと今月は硬筆だけやってたから、
忘れちゃったんだね。

隣の席にいた5年生のそらちゃんが、
手とり足とり教えてくれました。
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ちえちゃんの前に移動して教え始めたそらちゃん……

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「名前は小筆でていねいに書くんだよ」と言っているのかな?
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そら先生一生懸命に教えてます。
一人っ子のそらちゃんがこんなに優しく丁寧に一生懸命に教えてくれているのを見て、
私はとっても嬉しかったです。
そらちゃん、ありがとうございました。

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# by keiuyoko | 2017-05-21 11:36 | 恵風会書道教室 | Trackback | Comments(0)

光悦書状

 
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          臨光悦書状(2009年)・180㎝×180㎝

本阿弥光悦の書状は何年にもわたって何度か書いていますが、
これは一番最初に書いた作品です。
Y氏が購入してくださって、彼の研究室に飾られていますが、
いまだに気に入ってくださっていることがとても嬉しいです。

そのころの私の中の研究室のイメージは、
大学の時にバイトをしていた地すべり研究所の殺風景な研究室のイメージでしたので、
Y氏の研究室に作品を届けに伺った時にとてもお洒落なお部屋だったので驚きました。
そしてその時にY氏自らが入れてくださったお茶が(中国茶だったかハーブテイだったか忘れましたが)
とてもおいしかったので更にびっくり!
私の中の理系の研究者のイメージがガラッと変わったのでした。

嫁いだ娘が永く大事にされているのを知って喜ぶ親の気持ちのような今日この頃です。
















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# by keiuyoko | 2017-05-16 00:11 | 日々の書 | Trackback | Comments(0)