よこやまけいう の 日々是好日

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大きな字を書こう! その1

今日は夏休み特別講習会です。大きな紙に漢字一文字書きました。

恵風会の生徒さんたちは大字書を書くのは初めてです。
朝霞市放課後子ども教室では何度か大字書の講座をしましたが、
恵風会では今日が初めてです。

時間は1時から4時半まで。いつものお稽古よりずっと時間が長いです。
でもこの3時間半の間に作品を仕上げなくてはいけないのだから結構大変です。
おしゃべりする暇もぼおっとしている暇もないですよー。

スケジュールをきっちり決めました。

午後1時~2時15分までは半紙に練習です。
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 まず書きたい文字を決めて、それから字典をひいて、どんな風に書くか考えます。


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考えがまとまったら、つぎは半紙に練習です。

みんなは大きな文字を書くのは初めてなので、はじめに先生手づくりのモップ筆で練習をします。

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先生から筆の使い方や体の動かし方の説明を聞いています。

そのあと2時15分から2時45分まで、外へ出てモップ筆で水書きをしました。

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上級生が下級生のお世話をしながら炎天下モップ筆で水書きの練習。

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日射病にならないように帽子をかぶって。ほんとに暑いひでした。
モップ筆にたっぷり水をつけても一文字書き終わらないうちに最初の線がすぐに
乾いて消えていきました。

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部屋にもどって冷たいお茶と差し入れのお菓子で15分間の休憩をしてから、
新聞紙を90センチ×120センチの大きさに貼り合わせて練習用の紙をつくりました。
みんなでやると何でも楽しいしあっという間にできちゃうね。

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新聞紙に練習。こんどは本物の大きな筆です。

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白い紙に書く前に、助手の愛お姉さんに書いて見せてもらいました。
愛さんは独立の会友で、今年の独立展でヤング賞を受賞しています。
みんなもあんな風にダイナミックに書いてね。

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さあみんなも白い紙で本番です。
1枚目は120センチ×90センチの紙です。
足は少し開いて膝を少し曲げて、体重を移動させながら体で線を引くんだよね。
諒君いい感じだよ。

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2枚目はちょっと大きめの120センチ×120センチの紙です。
この筆は一番重い筆なのでちょっと大変です。両手で持ってエイッ!



120センチ×90センチの紙と120センチ×120センチの紙の合計2枚づつ書きました。
2枚のうち本人のお気に入りの作品と記念撮影しました。


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                      2年 諒太さん 「青」


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                          2年 樹さん 「人」


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                        3年 真凛さん  「氷」


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                        3年 ことねさん  「海」


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          4年 利奈さん  「星」 がんばって行書で書きました。


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                         5年 唯さん  「風」


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                         5年 和奏さん 「泉」

 
みんないい作品かけましたね。  拍手!

特別講習は明日31日もやります。明日は中学生も来ますのでどんな作品
ができるか楽しみです。あした又ご報告しますね。
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by keiuyoko | 2012-07-30 23:40 | 恵風会書道教室 | Trackback | Comments(0)

初心忘れず


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          初心不忘(90センチ×120センチ)
第64回毎日書道展漢字部入選作です。

本来は「初心不可忘」(初心忘るべからず)で、世阿弥の「花鏡」の結びに紹介されている言葉です。

今日では、物事を始めたころの新鮮な気持ちを忘れてはいけないという意味に使われていますが、
世阿弥の言葉はそうではなくて、
若いころの未熟な芸を忘れなければ、そこから向上した今の芸も正しく認識できる
ということだそうです。(文化デジタルライブラリー能楽より)


私は、どちらかと言えば世阿弥本来の意味ではなく今風の解釈で、
「まだ未熟だった頃の(実はいまだに未熟者ですが)一途な気持や、王義之や空海と
格闘していた頃のことを忘れずに、謙虚に書を学び続けようとの思いで
この言葉を書きました。

しかしながらこの作品は出来がよくない。会場で自分の作品を見てがっかりしました。
まだまだ勉強が足りないということですね。

8月Ⅰ日からは 私の大字作品が六本木国立新美術館に陳列されます。
こちらは「継断」の2文字です。3.11を境に継続されるもの、断ち切られて
しまったものについていろいろ考えるようになりました。
でも・・溢れる気持ちはあっても、それを作品に表現していくのはなかなか
難しく、自分の作品の前に立つのはいつも恐い気がします。
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by keiuyoko | 2012-07-26 23:46 | 日々の書 | Trackback | Comments(0)

恵風会書道教室8月のおけいこ

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恵風会書道教室8月のおけいこは 1週、2週、4週です。(3週目はお休みです)


朝霞市中央公民館の8月のお稽古はありません。


「書専」8月号優秀作品写真掲載者
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   おめでとう、よかったね!


埼玉県硬筆中央展覧会では恵風会から2人が入賞しました。
    1年 きり さん  銀賞 です。
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 中2の いく実さん は金賞を受賞しました。(写真がないのが残念ですが・・・)

来年は 県知事賞めざしてがんばりましょう!!!
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by keiuyoko | 2012-07-26 22:54 | 恵風会書道教室 | Trackback | Comments(0)

猛暑をうちわで涼しく

梅雨明けと同時に猛烈な暑さの日々ですね。
でも夏は暑いものと思って腹をくくりましょう。
「心頭を滅却すれば・・・・」というじゃありませんか。
窓辺にゴーヤを植えて、庭やベランダに打ち水をして、窓を開けて家の
中に風の通り道をつくれば暑さをかなりしのげます。
うちわもかなり役にたちますよ。
特にお風呂上がりの団扇は最高に気持ちいいです。
お店で無料でくれるプラスチックの骨の団扇はいけません。
重いし扇ぎにくいしあまり風が来ないです。
竹の骨に和紙を貼ってある上等の団扇は扇ぎやすいし良い風がきます。

熱射病になってはいけないから午後の数時間はクーラーを入れますが(家人が我慢できないので)、
クーラーの使用を極力おさえて電気の使用量を減らしています。
電気が足りないから原発を稼働するというのなら、
原発を止める為に暑さをがまんするのは粋じゃありませんか?

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うちわ2種 
 [笑門来福]   本画箋のうちわにろうけつ染です シリアス染料とソーピングワックス(蝋)は田中直染料店

 「 雲 」     本画箋うちわ       墨は「白銀」(墨運堂)
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by keiuyoko | 2012-07-18 23:57 | 日々の書 | Trackback | Comments(0)

石鋒寺の五百羅漢

大阪日本民芸館の帰途京都伏見に立ち寄り、伏見稲荷、東丸神社、から石峰寺へ行ってきました。
百丈山石峰寺は宝永年間(1704~1711)に建立された黄檗宗の禅道場だそうですが、
裏山には、画家伊藤若冲が下絵を画いて石工に彫らせた石仏、五百羅漢があることで有名です。

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                     石仏

境内撮影禁止でしたので石仏群のお姿はお見せできませんが、
お釈迦様誕生から涅槃までを物語のように配置し、
菩薩様や托鉢修行中の羅漢さんなどがあり味わい深いものです。
            

伊藤若冲のお墓もあり、お墓の横には筆塚があり、
いい字だなあと思ってじっくり見てみると、なんと貫名海屋のの字でした。

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            筆塚の一部(貫名海屋筆)


さりげない形ですごいものがあるお寺です。
感動しました。
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by keiuyoko | 2012-07-15 01:08 | 日々の書 | Trackback | Comments(0)

「陶芸家武内晴二郎ー眼で作った仕事」展

大阪日本民芸館で開催されている「陶芸家武内晴二郎ー眼で作った仕事」展
に行ってきました。
大阪日本民芸館は千里の万博記念公園の中にあります。
早朝の新幹線に乗り新大阪へ、新大阪からモノレールに乗り換えて万博記念公園駅で降りると
すぐに太陽の塔が出迎えてくれます。
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           太陽の塔様 初めてお目にかかります。
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           これは太陽の塔の裏側です。裏側のほうが素敵。

人影まばらな公園内をひたすら奥へ奥へと歩いて行き、途中道に迷い、
自転車で園内を回っている道案内の職員の方に聞いて、やっと大阪日本民芸館に到着。
武内晴二郎の作品に会いたい一心で来たけれど、
埼玉から大阪千里まで実に遠い遠い道のりでしたよ。

武内晴二郎が39歳で初窯を出してから57歳で亡くなるまでの沢山の作品と書簡類が展示されていて、これほどの規模の展覧会は二度とないかもしれないのではるばるやって来たのですが、
それにしても遠かったなあ!

私が武内晴二郎を知ったのは11年前です。
季刊銀花126号でイギリスの古陶スリップウエアとともに日本のスリップウエア作家として武内晴二郎と柴田雅章が紹介されていました。
その中で武内晴二郎の一つの作品に心を奪われました。

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それがこの作品です。スリップウエアは異なる化粧土で模様を描いたものですが、
この作品は化粧土が作りだす模様の有様が尋常ではないのです。
線と線がせめぎあっています。凄みがあります。この凄みが好きでした。
当時の私の周囲の友人たちの中に武内晴二郎を良いと言う人は少なくて、
「武内晴二郎の作品より柴田雅章の作品のほうがいいよ。武内の作品が良いという貴女はおかしい。」とまで言われてしまい、
「私はなぜ武内晴二郎の作品がすきなんだろう」とずっと気になっていました。
そして今回はるばる大阪までやって来てわかった事がありました。

ヒントは大原総一郎が武内晴二郎の初個展に寄せた言葉の中にありました。
「・・・どの作品にもそれぞれの中に完全を目指す意慾と未完成にあえぐ要素とが混じりあっている。・・・。」

これだと思いました。、私は武内晴二郎の「未完成に喘ぐ」心に共鳴したのだ、と思いました。
当時の私は多分いろいろな事に喘いでいたのだと思います。

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                喘(あえぐ)


自分の心が喘いでいたから武内の作品の喘ぎと凄みに心を癒されていた
のだと思いました。

そして今急に東日本代震災で被災し避難している人たちの事を考えてしまいました。
あの人たちの前では生半可な優しさや中途半端な藝術は通用しないだろうなと思いました。
まして今私がやっている中途半端な「書」は全く通用しないだろうと思いました。

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                   丹波焼の湯呑


民芸館の売店で丹波清水俊彦氏の湯のみ1個を買い、さっそくホテルで使いました。

無機質なホテルの部屋で飲むたいして美味しくないお茶もこの湯のみで飲むと美味しく感じたから不思議です。
生田和孝さんがつくるものに似ているなあと思って買いましたが、
湯のみと共に入っていた略歴を見ると、なんと生田窯で13年間も修行した方でした。
この湯のみは見た目よりずっと軽いのです。
家にある生田さんののみより軽かったので、時代にあわせて薄く軽くしているのかなあと思いました。
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by keiuyoko | 2012-07-13 23:00 | 日々の書 | Trackback | Comments(0)

恵風会書道教室7月のおけいこ

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あっという間に7月になりました。暑い日がつづいています。

恵風会書道教室7月のおけいこは・・・・・1週、2週、3週です


朝霞市中央公民館の7月のお稽古は7月13日です
どちらも見学体験大歓迎です。


「書専」7月号優秀作品写真掲載者
毛筆の部
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                    高校生です。小野道風の臨書です。
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毛筆自由作品の部
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                ほんとに暑そう!夏らしい「夏」字ですね



   おめでとう、よかったね!
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by keiuyoko | 2012-07-04 21:41 | 恵風会書道教室 | Trackback | Comments(0)